小児矯正

Pedodontics

こどもの矯正治療とは

子どもの矯正治療は、歯を1本1本動かして綺麗に並べるよりは、良い方向に成長を促してあげること、スムーズな歯の交換を誘導することを目的としています。

骨格的な問題を改善すること、口の周りの筋肉の発育を促すこと、口呼吸や舌の癖などを治すことによって将来的にきれいな歯並びを獲得し、維持しやすい環境を作っていきます。

矯正治療をはじめる時期

永久歯が生え始めたら

子どもの矯正治療は、永久歯(大人の歯)を正しい位置に生えることができるように、乳歯(子供の歯)と永久歯が混在している時期(混合歯列期)に、あごやお口の周りの筋肉の発育を促す治療で、これを第一期治療と言います。

始める目安としては、一般的に上と下の前歯が4本ずつ生え変わってから行うことが多いです。しかし、受け口傾向のある方は通常の時期よりも早めに治療を開始する場合もありますので、気になる点がある方は一度ご相談ください

第一期治療の内容・メリット

第一期治療では、主に以下のような治療を行います。

第ー期治療を行うことで、永久歯交換後に行う第二期治療において以下のようなメリットがあります。

矯正装置の種類

(下記にないものでも症状等に応じて使用する場合があります)

床矯正

子どもの歯が生え変わる時期に、あごの発育に合わせてゆっくり広げていく矯正装置です。
永久歯が生えるスペースを確保することができるため、大人になって矯正治療を行う際に抜歯の必要がなくなる場合も多くなります。

上顎前方牽引装置

上顎骨(上あごの骨)が成長不足で反対咬合(受け口)になっている場合の治療で使用する矯正装置です。
上あごの成長を促すことで反対咬合を改善します。

ヘッドギアー

上顎骨(上あごの骨)の成長過多によって上顎前突(出っ歯)になっている場合の治療で使用する矯正装置です。
上あごの成長を抑制すると共に、正しいかみ合わせに導きます。

急速拡大装置

上あごを短期間で側方に広げる矯正装置です。
成長期の上あごは、左右に2枚の骨が合わさっている状態になっており、この骨を広げて間に新しい骨が作られることで、短期間にあごの大きさを広くすることができます。

FKO

就寝中にお口の中に取り付けて、下あごの成長を促す矯正装置です。
下あごの成長が不足しているために歯並びが悪くなったり、上の前歯が出ているような状態になっているときに使用します。

MFT(口腔筋機能療法)

※矯正装置は使用しません。

お口周りの癖や耳鼻科系の疾患によって引き起こされる不正咬合を、周囲の筋肉の動きをトレーニングすることで改善する治療法です。

矯正治療メニュー

小児矯正

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